MinecraftでMODを導入しようとすると、
- Forge
- NeoForge
- Fabric
といった名前を目にすることがあります。
これらは、MinecraftでMODを動かすために使用する「MODローダー」です。
初めてMODを導入する場合、
「どれを選べばいい?」
「ForgeとNeoForgeは何が違う?」
「Fabricの方が軽いの?」
と迷いやすいところですが、最初にMODローダーを決める必要はありません。
基本は、使いたいMODが対応しているMODローダーを選ぶのが正解です。
この記事では、Forge・NeoForge・Fabricの違いと、それぞれをどう選べばいいのかを初心者向けに解説します。
MODやMODローダーの対応状況は更新によって変わるため、実際に導入する際は各MODの配布ページも確認してください。
Forge・NeoForge・Fabricとは?
Forge・NeoForge・Fabricは、Minecraft Java EditionでMODを動作させるための「MODローダー」です。
多くのMODは、通常のMinecraftへjarファイルを入れるだけでは動作しません。
例えば、
Minecraft → MODローダー → MOD
という形で、MODローダーを通してMODを読み込みます。
ただし、すべてのMODがすべてのMODローダーに対応しているわけではありません。
同じMODでも、
- Forge版
- NeoForge版
- Fabric版
のように別々のファイルが公開されている場合があります。
Forgeとは?
Forgeは、長年MinecraftのMOD環境で利用されているMODローダーです。
古いMinecraftバージョン向けのMODではForge版が多く公開されており、現在でも新しいMinecraftバージョン向けForge本体の開発は続いています。
例えばMinecraft 26.2向けのForge本体も公開されています。
ただし、Forge本体が最新Minecraftへ対応しているからといって、使いたいMODのForge版も同じバージョンまで公開されているとは限りません。
Forgeを選ぶ場面
Forgeは、次のような場合に選択します。
- 使いたいMODがForgeに対応している
- 古いMinecraftバージョンでForge専用MODを遊びたい
- 使用したいMODパックがForge環境
- Forge版しか公開されていないMODを使いたい
特にMinecraft 1.20.1など、Forge向けMODが多く残っているバージョンでは現在でも重要な選択肢です。

NeoForgeとは?
NeoForgeは、2023年にMinecraft Forgeから派生して誕生したMODローダーです。
Forgeとルーツは共通していますが、現在は別のプロジェクトとして開発されています。
新しいMinecraftバージョンでは、NeoForge版を公開するMODも多くあります。
NeoForgeを選ぶ場面
NeoForgeは、
- 使いたいMODがNeoForgeに対応している
- 新しいMinecraftバージョンでNeoForge版が公開されている
- 使用したいMODパックがNeoForge環境
といった場合に選びます。
1.20.2以降では、使いたいMODの対応状況を確認して選びましょう。

Fabricとは?
Fabricは、軽量でモジュール式の設計を特徴とするMODローダーです。
Fabric Loader本体は必要最小限の機能を持ち、Minecraft固有の機能をMODから利用するためのAPIは「Fabric API」として別に提供されています。
Sodiumなど、Fabric環境で利用できる人気MODも多くあります。
Fabricを選ぶ場面
Fabricは、
- 使いたいMODがFabricに対応している
- SodiumなどFabric対応MODを使いたい
- Fabric向けのMOD構成・MODパックを使いたい
- Fabric版しか公開されていないMODを使用したい
といった場合に選択します。
Minecraftを軽量化したい場合は、Sodiumなどの軽量化MODを別途導入します。

Forge・NeoForge・Fabricの違い
3つの違いを簡単にまとめると、次のようになります。
| 項目 | Forge | NeoForge | Fabric |
|---|---|---|---|
| 種類 | MODローダー | MODローダー | MODローダー |
| 特徴 | 長年使われている | Forgeから派生 | 軽量・モジュール式 |
| 対応MOD | Forge用MOD | NeoForge用MOD | Fabric用MOD |
| 古いMOD環境 | 選択肢になりやすい | バージョンによる | バージョンによる |
| 新しいMinecraft | 本体は対応している場合あり | 対応 | 対応 |
| Fabric API | 不要 | 不要 | MODによって必要 |
MODローダー本体の対応=MODも対応しているとは限らない
ここはMODローダーを選ぶうえで特に重要です。
例えばMinecraft 26.2では、Forge本体そのものは公開されています。
しかし、MODによっては26.2向けForge版が公開されていない場合があります。
JEIを例にすると
レシピ確認MODの「Just Enough Items(JEI)」を例にすると、2026年9月時点ではMinecraft 26.2向けとして、
- NeoForge版
- Fabric版
が公開されています。
一方、Forge版は同じ26.2向けには公開されていません。
つまり、
「Minecraft 26.2にForgeがあるから、JEIもForgeで使えるだろう」
と考えるのは間違いです。
2.Minecraftの対応バージョンを確認
3.Forge・NeoForge・Fabricのどれに対応しているか確認
4.対応しているMODローダーで環境を作る
この順番で選ぶと失敗しにくくなります。
どのMODローダーを選べばいい?
結論としては、次の順番で決めるのがおすすめです。
STEP1 遊びたいMODを決める
最初に「Forgeにする」「Fabricにする」と決める必要はありません。
まず使いたいMODを決めます。
例えばSodiumを使いたい、JEIを使いたい、武器MODを使いたい、といったところから始めます。
STEP2 Minecraftのバージョンを決める
次に、そのMODがどのMinecraftバージョンへ対応しているか確認します。
最新のMinecraftで使いたいMODがまだ対応していない場合は、1つ前のMinecraftバージョンを選ぶこともあります。
STEP3 対応MODローダーを確認する
MOD配布ページで、
- Forge
- NeoForge
- Fabric
のどれに対応しているか確認します。
STEP4 複数MODを使うなら共通するローダーを探す
複数のMODを同時に使いたい場合は、それぞれが同じMinecraftバージョン・同じMODローダーへ対応している必要があります。
例えば、
| MOD | Forge | NeoForge | Fabric |
|---|---|---|---|
| MOD A | × | ○ | ○ |
| MOD B | × | ○ | × |
| MOD C | ○ | ○ | ○ |
という状況なら、3つすべてを使うにはNeoForgeを選ぶことになります。
Minecraft 1.20.1ならどれがおすすめ?
Minecraft 1.20.1でForge系MODを遊ぶ場合は、Forgeが有力な選択肢です。
NeoForgeにも1.20.1向けは存在しますが、NeoForge公式も1.20.1についてはForgeを推奨しています。
Fabric対応MODを使いたい場合は、もちろんFabricを選択できます。
つまり、
1.20.1だから必ずForge
ではなく、
1.20.1+使いたいMODがForge対応ならForge
と考えるのが正確です。
Minecraft 26.2ならどれがおすすめ?
Minecraft 26.2では、MODローダー本体だけを見るとForge・NeoForge・Fabricが利用できます。
しかし、実際に重要なのは26.2向けMODがどのローダーで公開されているかです。
例えばJEIは26.2でNeoForge版・Fabric版が公開されています。
Sodiumも現在の26.2ではNeoForge・Fabric向けに公開されています。
そのため、26.2でこれらのMODを使用したい場合はNeoForgeまたはFabricから選ぶことになります。
ただし、MODの対応状況は更新されるため、記事だけで決めず配布ページのFiles・Versionsも確認してください。
Forge・NeoForge・Fabricは併用できる?
基本的には、同じMinecraft環境でForge・NeoForge・Fabricを同時に使用することはできません。
例えば、
- Forge環境
- NeoForge環境
- Fabric環境
は別々に作成します。
Forge専用MODをFabric環境のmodsフォルダへ入れたり、Fabric専用MODをNeoForge環境へ入れたりしても基本的には動作しません。
CurseForgeなら環境を分けて管理しやすい
CurseForgeアプリでは、
- NeoForge 26.2
- Fabric 26.2
- Forge 1.20.1
のようにプロファイルを分けて管理できます。
複数のMODローダーを試したい場合でも、それぞれ別プロファイルにしておけばファイルが混ざりにくくなります。

MODローダーによってワールドは分けた方がいい?
基本的には分けて管理することをおすすめします。
特にMODで、
- ブロック
- アイテム
- モブ
- バイオーム
- ディメンション
などを追加している場合、MOD構成が違う環境で同じワールドを開くと問題が起きる可能性があります。
MODローダーの導入方法
簡単にMODを遊びたい場合は、CurseForgeアプリを使う方法がおすすめです。
CurseForgeではプロファイル作成時に、
- Minecraftバージョン
- Forge
- NeoForge
- Fabric
などを選択できるため、MODローダーを手動でインストールする必要はありません。

手動で導入する場合
MODローダーを自分でインストールしたい場合は、それぞれ以下の記事で詳しく解説しています。



MODローダーをインストールした後の、MODファイルの選び方やmodsフォルダへの入れ方はこちら。

よくある質問
一番おすすめのMODローダーはどれ?
すべての人に共通する「一番おすすめ」のMODローダーはありません。
使いたいMOD・Minecraftのバージョン・ほかに併用したいMODによって変わります。
まず遊びたいMODの配布ページを確認してください。
ForgeとNeoForgeは同じもの?
現在は別のMODローダーです。
NeoForgeはMinecraft Forgeから派生したプロジェクトですが、現在はそれぞれ別々に開発されています。
Forge用MODをNeoForgeで使える?
必ず使えるわけではありません。
Forge版とNeoForge版が別々に公開されている場合は、使用するMODローダーに対応したファイルを選んでください。
Fabricの方がFPSは高くなる?
Fabric Loaderを使用するだけでFPSが必ず向上するわけではありません。
Sodiumなどの軽量化MODを利用することでFPSが改善する場合があります。
Fabric APIはFabricを使うなら必須?
Fabric Loader自体を起動するだけなら必須ではありません。
ただし、多くのFabric MODがFabric APIを前提MODとして利用しているため、MODの配布ページで必要か確認してください。
CurseForgeではどのMODローダーを使える?
Minecraft用プロファイルを作成する際に、Forge・NeoForge・Fabricなど対応するMODローダーを選択できます。
詳しい作成方法はこちらの記事で解説しています。

MODローダーは後から変更できる?
MODローダーをそのまま別種類へ置き換えるより、新しいプロファイル・ゲームディレクトリを作る方が安全です。
例えばForge環境からFabricへ変更したい場合は、Fabric用の新しい環境を作り、使用するMODもFabric対応版を用意してください。
まとめ
Forge・NeoForge・Fabricは、どれもMinecraftでMODを利用するためのMODローダーです。
それぞれ特徴はありますが、
Forge=大型MOD
NeoForge=最新MOD
Fabric=軽量化
のように単純に決めるのはおすすめしません。
最も重要なのは、
- 遊びたいMODを決める
- 対応Minecraftバージョンを確認する
- 対応MODローダーを確認する
- 複数MODを使う場合は共通する環境を選ぶ
という順番です。
MODローダー本体がMinecraftの最新バージョンに対応していても、使いたいMODが同じ環境へ対応しているとは限りません。
「どのMODローダーが一番いいか」ではなく、遊びたいMODを使える環境はどれかを基準に選びましょう。
📖 あわせて読みたい 📖






