Minecraftは軽いゲームと思われがちですが、MODや影MOD、Distant Horizonsなどを導入すると、必要なPCスペックは大きく変わります。
バニラでは問題なく動いていたPCでも、
- 影MODを入れたらFPSが下がった
- Distant Horizonsでカクつく
- 大型MODパックが起動しない
- メモリ不足でクラッシュする
- シェーダーを使うとファンがうるさい
といった問題が起きることがあります。
この記事では、MinecraftのMOD環境や影MODに必要なPCスペックを、CPU・GPU・メモリ・ストレージに分けて解説します。
結論:MOD環境なら16GBメモリ+ミドルクラスGPUが基準
最初に結論をまとめると、MinecraftのMOD環境を快適に遊びたいなら、次のスペックを目安にすると分かりやすいです。
| 遊び方 | メモリ | GPU目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| バニラ・軽量化MOD | 8〜16GB | 内蔵GPU〜GTX 1650級 | 軽く遊びたい人 |
| 便利MOD中心 | 16GB | GTX 1650〜RTX 3050級 | MOD初心者 |
| 影MODを使う | 16GB以上 | RTX 3060〜4060級 | 綺麗な映像で遊びたい人 |
| Distant Horizons+影MOD | 16〜32GB | RTX 4060〜4070級 | 遠景も綺麗にしたい人 |
| 大型MODパック+録画 | 32GB | RTX 4070以上 | 配信・録画もしたい人 |
一般的なMOD環境なら、まずはメモリ16GBが基準です。
影MODやDistant Horizonsを快適に使いたい場合は、GPU性能も重要になります。
バニラとMOD環境では必要スペックが違う
Minecraft Java版は、バニラだけなら比較的軽く動作します。
しかし、MODを導入すると、読み込むデータや処理が増えるため、PCへの負荷も大きくなります。
特に重くなりやすいのは次のような環境です。
- 影MODを使う
- 高解像度リソースパックを使う
- 大型MODパックを導入する
- Distant Horizonsで遠景を表示する
- モブや機械を大量に追加する
- 描画距離を高く設定する
- 録画や配信を同時に行う
軽量化MODや便利MODだけなら低スペックPCでも遊べますが、影MODや大型MODパックでは、CPU・GPU・メモリのバランスが重要になります。
メモリの選び方
8GBは最低限
PCのメモリが8GBでも、MinecraftにMODを導入することはできます。
ただし、向いているのは軽めの環境です。
8GBで向いている環境
- バニラ
- Sodiumなどの軽量化MOD
- JEIやJadeなどの便利MOD
- 少数の小規模MOD
- 軽量なシェーダー
8GB環境では、Minecraftへのメモリ割り当ては3〜4GB程度が目安です。
6GB以上を割り当てると、Windowsやブラウザなどが使えるメモリが少なくなり、PC全体が重くなる場合があります。
本格的にMODや影MODを使いたい場合は、16GB以上がおすすめです。
16GBはMOD環境の基準
MinecraftのMOD環境では、16GBが最もバランスの良い容量です。
16GBで向いている環境
- 軽量化MODを複数導入
- 便利MODを複数導入
- Iris+シェーダー
- 中規模MODパック
- Distant Horizonsの標準設定
- ブラウザやDiscordとの同時使用
Minecraftへのメモリ割り当ては、まず6GBから試し、必要に応じて8GBへ増やすのがおすすめです。
16GB搭載PCでMinecraftへ12GB以上を割り当てると、Windows側の余裕が少なくなるため注意しましょう。
32GBは大型MODパックや同時作業向け
32GBメモリがあると、大型MODパックや録画・配信を同時に行う場合にも余裕が出ます。
32GBが向いている環境
- 大型MODパック
- Distant Horizons+影MOD
- 高解像度リソースパック
- 録画・配信
- ブラウザを開いたままプレイ
- 動画編集や画像編集もするPC
ただし、32GB搭載していても、Minecraftへ16GBや20GBを割り当てる必要はほとんどありません。
まずは8GBから始め、不足する場合だけ10GB、12GBへ増やしましょう。

CPUの選び方
Minecraft Java版は、CPU性能の影響を受けやすいゲームです。
特に、次の処理ではCPUが重要になります。
- チャンクの読み込み
- ワールド生成
- モブや村人の処理
- レッドストーン回路
- MODで追加された機械
- Distant HorizonsのLOD生成
- サーバー処理
CPUはシングル性能が大事
Minecraftでは、CPUのコア数だけでなく、1コアあたりの性能も重要です。
コア数が多いだけの古いCPUより、世代の新しいCore i5やRyzen 5の方が快適に動くことがあります。
目安
| 用途 | CPU目安 |
|---|---|
| バニラ・軽量MOD | Core i3 / Ryzen 3以上 |
| 一般的なMOD環境 | Core i5 / Ryzen 5以上 |
| 影MOD+Distant Horizons | Core i5〜i7 / Ryzen 5〜7 |
| 大型MODパック・録画 | Core i7 / Ryzen 7以上 |
新しくPCを選ぶなら、まずはCore i5またはRyzen 5以上を基準にすると選びやすいです。
Distant HorizonsはCPUも重要
Distant Horizonsは、遠くの地形をLODとして生成・表示するMODです。
遠景を作成する処理ではCPU負荷が増えるため、GPUだけでなくCPUも重要になります。
Distant Horizonsでカクつく場合は、CPU Loadを下げたり、LOD表示距離を調整したりしましょう。

GPUの選び方
影MODを使う場合、最も重要になるのがGPUです。
メモリを増やしても、GPU性能が足りなければFPSは大きく改善しません。
影MODではGPU性能が重要
影MODでは、次のような描画処理が追加されます。
- リアルな影
- 水面反射
- 雲の描画
- ブルーム
- 被写界深度
- モーションブラー
- 色付き照明
- 遠景の霧や反射
これらはGPUへの負荷が大きいため、影MODを使いたい場合はグラフィック性能を重視しましょう。
GPUの目安
| 用途 | GPU目安 |
|---|---|
| バニラ・軽量化MOD | 内蔵GPU〜GTX 1650級 |
| 軽量シェーダー | GTX 1650〜RTX 3050級 |
| 標準的な影MOD | RTX 3060〜RTX 4060級 |
| 高画質影MOD | RTX 4060〜RTX 4070級 |
| Distant Horizons+高画質影MOD | RTX 4070以上 |
| WQHD・録画・配信 | RTX 4070以上 |
フルHDで影MODを楽しみたいなら、RTX 3060〜RTX 4060クラスがひとつの目安です。
より重いシェーダーやDistant Horizons、高解像度環境まで考えるなら、RTX 4070クラス以上があると余裕が出ます。
AMDなら、RX 6600〜RX 7600以上を目安にすると考えやすいです。
内蔵GPUでも遊べる?
内蔵GPUでも、バニラや軽量化MOD中心なら遊べる場合があります。
ただし、影MODや高い描画距離には向いていません。
内蔵GPUで遊ぶ場合は、次の設定を意識しましょう。
- Sodiumを導入する
- 描画距離を8チャンク前後にする
- シェーダーは使わない、または軽量設定にする
- リソースパックを高解像度にしない
- Distant HorizonsのLOD距離を上げすぎない
影MODを本格的に使いたいなら、専用GPUを搭載したPCがおすすめです。
ストレージはSSDがおすすめ
MinecraftのMOD環境では、ストレージも意外と重要です。
HDDでも動作はしますが、ワールド読み込みやチャンク生成、MODパックの起動が遅くなりやすいです。
SSDのメリット
- 起動が速い
- ワールド読み込みが速い
- MODパックの読み込みが快適
- チャンク移動時の引っかかりを減らしやすい
- ファイルの更新やバックアップが速い
新しくPCを選ぶなら、SSDは必須と考えてよいです。
容量は最低でも500GB、複数のMOD環境や動画録画もするなら1TB以上あると安心です。
ノートPCとデスクトップPCの違い
MinecraftはノートPCでも遊べますが、同じ型番のCPUやGPUでも、デスクトップPCの方が性能を出しやすいことがあります。
ノートPCの注意点
- 熱で性能が落ちやすい
- ファン音が大きくなりやすい
- GPUの消費電力で性能差が出る
- メモリ増設ができない機種がある
- 長時間プレイで温度が上がりやすい
ノートPCを選ぶ場合は、メモリ16GB以上、できれば32GB対応、専用GPU搭載モデルがおすすめです。
影MODやDistant Horizonsを使うなら、冷却性能も確認しましょう。
デスクトップPCのメリット
- 冷却性能が高い
- 同価格帯なら性能を出しやすい
- メモリやストレージを増設しやすい
- GPU交換がしやすい
- 長時間プレイに向いている
家でMinecraftをじっくり遊ぶなら、デスクトップPCの方が余裕を持ちやすいです。
遊び方別おすすめスペック
バニラ・軽量化MOD中心
| パーツ | 目安 |
|---|---|
| CPU | Core i3 / Ryzen 3以上 |
| GPU | 内蔵GPU〜GTX 1650級 |
| メモリ | 8〜16GB |
| ストレージ | SSD 500GB以上 |
軽量化MODや便利MODだけなら、比較的低めのスペックでも遊べます。
ただし、今からPCを買うなら16GBメモリを選ぶ方が安心です。
便利MOD・軽量化MODを複数使う
| パーツ | 目安 |
|---|---|
| CPU | Core i5 / Ryzen 5以上 |
| GPU | GTX 1650〜RTX 3050級 |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 500GB以上 |
JEI、Jade、Xaero’s Minimap、Sodiumなどを使う一般的なMOD環境なら、このあたりが扱いやすいです。

影MODを使いたい
| パーツ | 目安 |
|---|---|
| CPU | Core i5 / Ryzen 5以上 |
| GPU | RTX 3060〜RTX 4060級 |
| メモリ | 16GB以上 |
| ストレージ | SSD 500GB以上 |
影MODではGPU性能が重要です。
フルHDでMedium設定から始めるなら、RTX 3060〜RTX 4060クラスが目安になります。

Distant Horizons+影MODを使いたい
| パーツ | 目安 |
|---|---|
| CPU | Core i5〜i7 / Ryzen 5〜7 |
| GPU | RTX 4060〜RTX 4070級 |
| メモリ | 16〜32GB |
| ストレージ | SSD 1TB推奨 |
Distant Horizonsと影MODを併用すると、CPU・GPU・メモリのすべてに負荷がかかります。
16GBでも標準設定なら使えますが、遠景距離を伸ばしたり、録画もしたりするなら32GBあると余裕が出ます。
大型MODパック・録画・配信
| パーツ | 目安 |
|---|---|
| CPU | Core i7 / Ryzen 7以上 |
| GPU | RTX 4070以上 |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB以上 |
大型MODパックはMOD数が多く、起動時やワールド読み込み時の負荷も高くなります。
録画や配信も同時に行う場合は、32GBメモリと余裕のあるCPU・GPUを選びましょう。
今のPCで確認したいポイント
PCを買い替える前に、まず現在の環境を確認しましょう。
メモリ使用量を確認する
Minecraft内でF3キーを押すと、画面左上にメモリ使用量が表示されます。

使用率が頻繁に90〜100%へ達する場合は、メモリ割り当てや搭載メモリを見直しましょう。

GPU使用率を確認する
Windowsのタスクマネージャーを開くと、GPU使用率を確認できます。
影MOD使用中にGPU使用率が高い場合は、GPU性能がボトルネックになっている可能性があります。
その場合は、メモリを増やすよりもシェーダー設定を下げる方が効果的です。
CPU使用率を確認する
ワールド生成中やDistant HorizonsのLOD生成中にCPU使用率が高い場合は、CPU側の負荷が原因です。
描画距離やLOD距離、CPU Loadを下げると改善する場合があります。
まとめ
MinecraftのMOD環境に必要なPCスペックは、遊び方によって大きく変わります。
目安は次のとおりです。
| 遊び方 | おすすめスペック |
|---|---|
| バニラ・軽量MOD | 8〜16GBメモリ、内蔵GPU〜GTX 1650級 |
| 便利MOD中心 | 16GBメモリ、GTX 1650〜RTX 3050級 |
| 影MOD | 16GB以上、RTX 3060〜4060級 |
| Distant Horizons+影MOD | 16〜32GB、RTX 4060〜4070級 |
| 大型MODパック・録画 | 32GB、RTX 4070以上 |
初めてMOD環境を作るなら、メモリ16GB・Core i5またはRyzen 5・RTX 4060クラスを基準にすると選びやすいです。
大型MODパックやDistant Horizons、録画・配信まで考えるなら、32GBメモリと余裕のあるGPUを選びましょう。
ただし、Minecraftが重い原因はPCスペックだけではありません。
描画距離、シェーダー設定、メモリ割り当て、MODの競合も確認しながら、自分の環境に合った設定へ調整することが大切です。
📖 あわせて読みたい 📖







コメント